TRADについて

会長メッセージ

土地も建物も自然の恵みから生まれた資源で、不動産業はその恩恵で成り立っています。
TRADは十勝の風土に感謝し、21世紀にふさわしい街づくりを目指す環境創造企業です。

創業時には平均宅地面積140坪で緑に囲まれた十勝らしい田園環境住宅地｢池田町ゆとり野｣を分譲し、その後幕別町千住川のせせらぎに460区画の自然共生型団地｢千住ニュータウン｣、帯広市の都市景観賞を受賞した｢ヌップクフォークヴィレッジ」など数々のプロジェクトを立ち上げてきました。

近年には欧州の街づくりで提唱されているコンパクトシティ構想に呼応して帯広市中心市街地に分譲マンション・ユニーズシリーズ、都市型建売住宅、スタイリッシュなオーダー住宅など｢まちなか居住｣の促進に寄与しています。また、徒歩圏での生活、職住接近を実践するため、オフィスビルの取得及び管理運営に業務を拡げています。

私の不動産に対する原点は、｢父は空　母は大地｣という西部開拓時代に当時のアメリカ大統領がインディアン居留地の土地を買おうとした時の、シアトル酋長が大統領に送ったメッセージにあります。長文なのでここでは省略しますが、内容は｢自然は素晴らしい、すべての生物を育んでいるその風の匂いや水のきらめきを、またその大地に属しているあなた方がどうやって買うことができるの？どうしても立ち去らないなら私たちと同じようにこの大地を大切に愛してほしい。｣という文章です。私達の仕事は自然から与えられた素晴らしい大地と資源をいかに有効に活用し、その時代に合った環境を創造できるかが重要だと考えています。

TRADはこれからも｢土地は風土から、環境は街づくりから、デザインは生活から、幸せはひとりひとりから｣をテーマに、社会に愛される企業になるように、より一層の努力を続けてまいります。

代表取締役会長
金澤　耿